以前、日経サイエンスで描かせていただいた「光子の裁判」のイラスト(左)。この光の線のような表現を3DソフトのMagicaVoxelで再現してみようと思ってやってみました。先日のバージョンアップでこのモヤの中の光の線の表現がすごく良くなったのです。右がその結果。これでもかなり良く再現できていると思います。細長い部屋を置いて、窓を二つ開け、外に明るい光源を置いてあります。そして、FOGという霧のシミュレーションを設定することによって、窓からさす光の筋が出てくるのです。

この絵のモチーフは、ノーベル受賞者の朝永振一郎が量子力学の二重スリットを、一般向けに戯曲として書いた「光子の裁判」。光子はフォトンの光子であり、「みつこ」という女性でもあります。

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