毎年この時期に使用契約をしているフォント会社「モリサワ」で新書体の追加更新が行われます。昨年はドラマ「陸王」のロゴで使われているフォント「きざはし金陵」がちょうど放送のタイミングで追加されたということを書きました。こちら

 今年も同じ開発メーカー(朗文堂)からの提供書体「かもめ龍爪」が追加されました(上の画像)。きざはし金陵と同じように「かもめ」というかなと「龍爪(りゅうそう)」という中国の古い刊行物から起こした漢字の組フォント「かもめ龍爪」です。今回はこの書体が何かで使われているのを見つけた!ということでは無いのですが、新しく使えるようになったこの書体、名刺の名前なんかに使うと合うかもしれません。

 いつのまにかサンスベリアに蕾が付いていました。この株は買ってからもうずいぶん経っていて、一時は細って寂しくなったのですが、ここ1〜2年でどんどん脇芽が増えてまた立派になってきていました。

 サンスベリアの花には甘い露が付きます。写真にも写っていますが既に蕾の下に甘い露が光っています。


 その道を極めた人が何か別の分野のことをしても、すぐに感覚を掴んでうまくできたりするということがあります。また、違う分野の極めた人同士で話をしていると、お互い「あぁ、あの感覚!」と、違う分野なのに同じような捉え方をしているということがあるようです。そして、その共通した感覚がまさにこの世の真理に触れることであるかように思えるのです。

 そんなことを考えていたら、「そうか、世にある▢道というものは、そもそもそのこと自体の上達を目的としているんじゃないのか!」ということに気が付きました。目的地はみんな同じ山の頂上で、そこに登るにはたくさん道はある。そして、頂上に近づくほどお互いの道は近くなって同じような景色が見られるようになっているということではないでしょうか?

 ずーっと、華なんか生けるのになんの意味があるのか?ただお茶を点てるだけのことを何を小難しくしているのか?というふうに考えていたけど、何かナゾが解けたような気がしました。