年末に消費行動について考えました。
 定額サービスとして広がっている「サブスクリプション」。ビジネス界ではこれからは“サブスク”だともてはやされていますが、僕はどうも嫌な印象をぬぐえません。上のイラストに描いたように、普通の買い物が「その時にその価値をお金と計って納得して買う」ものであるのに対して、サブスクは一見安い料金なのでお得に感じて契約してしまいますが、

①それがずーっと続く(一度加入すると漫然と続けがち)ことと
②薄いけど色々と積み重なっている(色々なサービスに加入してしまう)こと

をつい見逃していることが危うい点だと思っています。サブスクがもてはやされているのは消費者の利点というよりは、売り手が持続的にお金を取るための「うまいやり口を発見した!」という売り手側のもてはやしであることに気づかないと。

 そんなことで、サブスクを利用するにしても漫然と続けることなく、見直して必要がなければ「切る」判断が必要だと思っています。今年はフォントのサブスクサービスを1つ切ってみました。今のところそんなに支障はないです。

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