ロコ・ソラーレが北京オリンピックで銀メダルを取りました。一過性のブームが去った後もカーリングを見続けてきた僕としては、オリンピックブームと一緒くたにされたくないのであまり書き込みもしていませんでしたがw。ロコの銀メダルとは関係の無い話を。

 以前2019年にブログに書いた記事「カーリング🥌たぶんみんな勘違いしている所!」について、続きの話。

 このアニメのようにストーンの回転をかけ過ぎると逆に曲がりが小さくなるという話でした。
 今回気付いたのですが、もしかしたら「セットする」と言うのが上の図の右側の回転を強めにかけるということなのかな?よくロコ・ソラーレの選手が投げた後に「ちょっとセットしたー」と言っていました。「回転かけたから曲がらないよ」という意味のようでした。

 さてこのストーンに回転をかけると曲る件ですが、物理的には説明が付いていないというニュースをやっていました。(これも前回オリンピックの時の話)こちらの記事。記事によると、普通例えばお椀などを伏せて、カーリングのストーンのように平らなところを回転させて滑らすと、カーリングのストーンとは逆に曲がるんだと言います。「えー!」と思ってやってみましたが、確かにそうでした。野球のカーブやボーリングのフックとかの感覚で考えるとカーリングの曲がり方は同じなので自然に受け入れていたのですが、どうやらお椀のような円のエッジが平面上を滑る場合は曲がりは普通は逆のようです。そして物理的には「なぜお椀の場合の曲がりとカーリングの場合の曲がりが逆になるのか(そもそもなぜ曲がるのかも?)」はっきりとした理由は解明されていないらしい。おもしろーい。「飛行機がなんで飛ぶのか物理的に説明はできない」っていう話も聞いた事がありますが同じ感じですね。

 上の記事の動画を貼っておきます。動画の中でお椀で試すシーンもありますが、撮り方が雑なのではっきりわかりませんでした。