ブラジル土産

 ブラジルに行っている先輩が今週一時帰国していて、お土産を色々いただきました。前回もらったブラジル産コーヒーがちょっとヒットしなかったことから、リベンジでもう少し良いコーヒーを買ってきてくれました(左)。エルサルバドル産のようですが、飲んだことがないので楽しみです。高地栽培Strictly High Grownが売りのようです。
 時差12時間で、移動時間が丸1日もかかるので、時差ボケが治らず眠いとのこと。一週間でまた戻るので、ずらしたままでいるそうです。大変ですね。そんな大変な移動の荷重分の価値も乗っかっているお土産。

いつもはアラビア半島辺り産のコーヒー(モカ)を飲んでいるのですが、ブラジルのコーヒーで美味しいのはないものかと探索しています。こないだ買ったブラジルのブレンドはまあまあ美味しかった(リッチ・ブレンド)。そして、今回はもう少し攻めたブラジル産の特殊な豆を買ってみました(写真)。結果、これは失敗😖。豆の香りは特徴的でスゴクよく、期待したのですが・・・。味については人それぞれの好みの問題なので、「好きな人にはたまらない味」ということで。あまり批判はしたくないです。ということで名前は画像だけでわかるようにしておきます(検索で見つからないように)。自分用の備忘録。

2016.6.1 追記
その後「飲めないから無駄になるな」と諦めかけていたのですが、試しにいつものネルドリップをやめてペーパードリップにしてみたら、すっきりして飲める味になりました。無駄にならずに良かったです。☕

 最近、コーヒーを淹れる時に豆の中にあるもみ殻=チャフを取り除く作業をするようになって、時間がかかってしかたがないです。少し砕いて「フッ」と吹きながらチャフを飛ばすの繰り返し。
 このチャフはコーヒーの味の雑味の原因と言われていて、取り除くと味がクリアになると言われています。ただ、逆にアクセントにもなっていると言う説も有り、まあ好き嫌いの世界で、結局は自分で試して判断するしかないのですが。僕としては「取った方がクリアになって多少美味しくなった気がする」くらいです。
 こうして時間がかかるようになったのですが、このチャフ取りがなんともクセになるのです。耳かきで大きいのが取れた時のような感覚で、大きく原形のままファサッと取れると気持ちが良いので、今のところ止められません。たぶん忙しい時期はさすがにやってられないでしょう。

コーヒー豆を選ぶ時の指標に
・モカとかブラジルとかの銘柄(産地)
・煎りの深さ
ともう一つ「ボディ」という指標があります。「フルボディ」などといった使い方をします。これ、なんか「しっかり・ぼってりしてるんだろなー」くらいの感じで雰囲気でわかったつもりでいたのですが、よく考えたら「一体何なんだ!?」と思って、ふつふつと怒り?がわいてきました。「なんだよボディって!」

そういえば、ワインもフルボディという言い方があった。たぶん同じような事を表しているんだと思って調べたんですが・・・。まぁ、だいたいは予想した通り、コーヒーもワインも味の「コク・重さ・芳醇さ」を表す指標のようです。でも、明確な基準があるわけではなく、なにかぼんやりとしている。こんなハッキリしない指標、とても後味がわるいんですけど。

 前から興味があったのと、岩手産品が30%引きのセールだったので、南部鉄器の急須?を買ってしまいました。コーヒーを淹れるのに使う目的で、その分だけ賄えれば良いため、結構小さいサイズです。直径が15cmくらいで0.65リットル入る5型というサイズです。

— 使ってみての感想 —
◎味はよくわからないけどたぶんおいしくなったと思います。そう思うことにします。
△小さいのに重いです。普通なら大した問題はない重さですが、熱すると冷めづらい上に持ち手まで鉄なので手袋をはめてドリップをしなくてはならない。そうすると少し滑りやすいので、この微妙に重たいのが扱いづらく感じます。

 でもこのズッシリ感も含めて楽しまなければ・・ということで、使っていこうと思います。ものとしての存在感や質感はすごくいいと思います。黒のぽつぽつ(この模様は南部鉄器では「あられ」と呼ばれています)もいいです。