先日始まったTBSのドラマ「陸王」。「ロゴの文字がきれいだな」と気づいて、「確かあれは・・・」と思い当たる明朝体がありました。それが朗文堂さんの「正調明朝体」(正調明朝体B 金陵)。「陸王」の「陸」の字と「正調明朝体 金陵」の「陵」の字がこざと偏とつくりの上部分が共通していて、たぶん同じフォントで間違いないと思うのです。右上がりの角度がやや緩いけど、ロゴの方は調整したのかな?

 正調明朝体は横画が普通の明朝体のように真っ直ぐ水平ではなく、力強く右上がりにググッとしているのが特徴。品格と風合いを備えたフォントです。中国の古い書物の字を基にしているので漢字のみの書体で、かなは別のかな書体を合わせて使うようです。詳しい説明は下の説明文にあります。
 発売元の朗文堂はいわゆる大手フォントメーカーではないのですが、日本や中国の伝統的な資料を基にとてもきれいな和字・漢字を開発・リリースしている会社です。そのため、デザイナーなら大抵揃えているだろうという大手のフォントではなく、こだわりでこのフォント使いたいんだよなーと思って個別に揃えるようなものなので、こういうフォントが使われていると「御主、なかなか・・・」となるのです。僕も朗文堂のかな文字のパッケージを1つ持ってます。

陸王のロゴはTBSのサイト、正調明朝体の画像は朗文堂さんのサイトから引用させていただきました
Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+


 ファッションショーで、最後にデザイナーが出てきてあいさつする時、できるだけ自分を客の目に晒さないのがカッコいいということになっているのでしょうか。サッと出てきて一瞬でお辞儀をして去って行きます(全部じゃないだろうけど、特に最近の世代なのかな?)。誰かが最初にそうやって「あれカッコいい」みたいなことになって、ファッションデザイナー業界の常識になったのでしょうか?傍から見たら「なんだあれ?」と奇妙に見えることでも、その世界では「そういうもの」ということで疑問を抱かずみんな同じようにやってしまうんでしょう。

 先日、衆議院を解散した時に「バンザーイ!」ってやるのもまさに傍から見たらおかしな振るまい。慣例でやっているだけ。同じ。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

 イラストでは人の似顔絵を描くことも多いので、人の顔の特徴を捉えるのがわりと得意だと思っていて「あの人とあの人って一般的には言われていないけど、共通点がある顔」とか思うことがあるのですが、実は人の声もわりと「誰々の声」と言い当てるのが得意だと思っています。テレビなんかでタレントの人がナレーションをしている番組では、番組冒頭で↑写真のようにテロップが出る前に「あっ、これは誰々だ」と結構当てられます。でも普通のレベルがわからないので、実はこのくらいは普通なのかもしれませんが…。

 ちなみに前からちょっとひっかかっていたのですが、永作博美さんのナレーション(NHKの宇宙ものの番組のナレーションをよくしています)。ちょっとしっくりこないんだよな・・・。女優として嫌いなわけではないですが、ナレーションがちょっと。
 あと、増田明美さんのナレーション。朝ドラの「語り」が評判で、他にもテレビ東京の「日本に行きたい人」でもナレーションをしていますが、マラソンから完全に異分野へ。意外な才能を発揮されていてスゴイです。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

「自分ら世代にとっての👩(誰々)は自分の子供世代(30歳下と想定)にとっての👧(誰々)だ」という話。

この夏、aikoの「かぶとむし」をヘッドフォンをした女学生が歌うCMがありまして、今のあの世代にとってaikoの「かぶとむし」は昔の名曲という認識なんじゃなかろうか?と思いました。そして、僕が前から提唱している「若い人達にとってのaikoは自分らにとってのイルカなんじゃないの説」を思い出したのです。

 もっと他にも「あの世代の○○はわれわれにとっての○○」というのがあるんじゃないか?
「今の10代にとってのゆずはわれわれにとっての○○」とか。10代から見たらゆずも40歳おじさん大御所アーチストといったところでしょうし。

 このような観る目線の差から同じような構造を見つけることで、新たな気づきがあったりしてオモシロイのです。また、べつの「👩(誰々)は👧(誰々)だ」説を発見したら発表したいと思います。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+