今年はこんな年賀状です。紙は「ハイブリットバガスFS ラフホワイト」を試してみました。ここ何年かは「高白ラフバガス」でとてもお気に入りの紙だったのですが、同じバガス(サトウキビの搾りかす)原料のこの紙はどうかなと思って、使ってみました。
 結果、高白ラフバガスと遜色なくいい感じ。この紙、お菓子や化粧品のパッケージなどに使われているそうです。

 あと、宛名面はここ何年か茶クラフト紙の風合いを印刷して↓(こういう感じ。2016年)


宛名を白いインクのボールペンで書いていたのですが、その白インクが粘着質で、重ねて保管しているとくっついてしまうようだったので、今年はやめて、白っぽい地紋にして黒いペンで宛名を書きました。

 日経サイエンスで新コーナーコラム「科学の森」が始まりまして、そのコーナーイラストを描かせていただきました。この森の絵です。筆者は東京大学名誉教授の和田昭充さん。
 余談ですが、この「森」の字は奇しくもこないだからこのブログで書いている正調明朝体でした(デザイナーさんが入れた文字)。「陸王」のフォントと同じです。

82円切手の10枚シート。今年の冬はこの森の贈りものシリーズを買いました。これも切手デザイナーの星山理佳さんのイラスト・デザインのものです。あいかわらずいいです。星山さんの切手はこのブログでも何回も取り上げています。2015年の冬はこんな感じ↓

2015年の記事にリンク貼ってあります。

基本使う目的なので、季節にあったものを少しずつ使っています。2015年の冬のシートも残り3枚くらいになりました。

山口にある建設会社村上組さんのパンフレットをデザインさせていただきました。今日印刷の現物が送られてきました。紙のチョイスが功を奏し、インクの乗りが良く、かといってテカリもなく、のっぺり、しっとりとした色ベタがいい感じ。紙はAライトスタッフGA-FS135kg。イラストは鉛筆描きっぽく荒さを残して、色もあえてスミだけにしました。