自分で作ったデザインをいろんなものにプリントしてもらって買ったり、売ったりできるウェブサービスがあります。今回、誕生日プレゼント用にあげようと思って、SUZURIというサイトで自分で描いたイラストをデザインしたパーカーを作りました。
 「宇宙雷鳥」です。あんまり意味とかはないです。ただ雷鳥を描きたかったから。プレゼントしたものには左下に小さく本人用のマークも入れてあります。

 マークだけ取ったものを一般用に買えるようにもしてあります。このサービスではデザイン画像を作ったら、サイトにアップして、配置を調整して商品完成!とするだけ。後はその商品を自分で買えばプリントして届けてくれるし、値段を決めて「売る」として、誰かが買ってくれたらその先の商品手配・決済など全部サイトサービスの方でやってくれます。こちらの手間のかから無さがすばらしい。
 僕の商品のページはこちら https://suzuri.jp/shige_snow

 ここのところハエトリグモが居ついています。一度窓から外に逃がしたはずなんですが・・・。なぜかまたいました。外に追い出そうと紙片などを持って窓の方へ誘導するのですが、クモの知能というのか、なぜか必ず追いやりたい方向とは逆に逃げようとします。こちらとしては安全に外に出してあげると思っているのにその親切心は伝わらない。「敵の誘導はワナに違いないから逆に行け!」という本能みたいなものがあるのでしょうか?そういう行動プログラムがあるとしたらそれも大したものだと思います。

 このハエトリグモというのは、前にイラストで描くことがあって、ちょっとネットで調べたりしました。下のイラストのように目が前に4つありますが、後ろにもあって全部で8つの目があります。そして結構かわいいんです。それからハエトリグモがいてもあまり嫌な気もしなくなって、放っておいたりしています。気が向いて外に追い出せそうな時に追い出すようにしています。その時描いたイラスト↓ 目が複数並んでいる感じが独特の雰囲気を醸しだします。エヴァンゲリオン弐号機も4つ目なのですが、もしかしたらクモから着想しているのかな?
 ※イラストの下にスペースを空けて家にいたクモの写真がありますので苦手な人は注意。

家にいたやつ↓↓↓↓

 毎年イラストを担当しています、池上彰さんの本「知らないと恥をかく世界の大問題12」が本日7月9日発売です。いつもと同じポジションで写真を撮りました↑。昨年(知ら恥11)6月4日の投稿

 昨年はトランプ前大統領を一番多く描いたと言っていましたが、今年はバイデンと習近平が3個、トランプ2個という具合です。そして、日本においてはなんと菅現総理大臣は0個に対し、安倍前総理は2個(米粒大のを入れるともっと)という、菅総理の存在感の無さ。上の写真(右)小さくて見えづらいですが、下の安倍前総理はアベノマスクを付けています。アベノマスクについては本文では触れてないのですが付けちゃいました。


 前回は架空の本の表紙でしたが、こちらは実際のお仕事の本、見本誌が送られてきたので紹介しておきます。

 左の方はイラストだけ担当しました。デザインは別のデザイナーさんです。『新しい電気回路<上>』松澤昭・著(講談社サイエンティフィク)です。

 右の方は以前からシリーズでイラスト・デザインをさせていただいているテキスト本です。『オンラインコミュニケーション講座』山崎紅・著(日経BP)

 イラストだけ取り上げるとタッチが全然違います(小さいとちょっとわかりずらいですが)。オンライン〜の方はシリーズで初めから抽象的、またはそぎ落としたシンプルなカタチのイラストでやっていて、半分デザインの範疇のイラストっていう感じです。今回の「コミュニケーション」のテーマでは最初はもっと抽象的な案を出していたのですが、リクエストがあってよりわかりやすい絵になりました。『電気回路』の方は結構微妙なタッチや影を入れたり、発光ダイオードが光っているところなど、わりとしっかり描いています。
 『電気回路』の方は<下>も今後出る予定で、こちらのイラストも描かせていただきました。