10月19日の投稿でサンスベリアに蕾がついた話を書いたのですが、一応花が咲きましたので投稿しておきます。細長い筒のような鞘?から線状の雄しべが放射状に開きます。下の方から順に開いていきます。香りは独特で例えるのが難しいのですが、青いバナナのような感じが入っているかな…

 前回この株に花が付いたのは2004年だったようです。14年ぶりとは。

 いつのまにかサンスベリアに蕾が付いていました。この株は買ってからもうずいぶん経っていて、一時は細って寂しくなったのですが、ここ1〜2年でどんどん脇芽が増えてまた立派になってきていました。

 サンスベリアの花には甘い露が付きます。写真にも写っていますが既に蕾の下に甘い露が光っています。

 植物の造形は魅力的で、どうなっているのか構造を知りたいし、できたら3Dで作ってみたいと思っています。前に3Dで作ったのがたんぽぽの綿毛です(こちらのリンク)。今回また挑戦したのが松ぼっくりの一種で傘が少ないのですが、一番好きなメタセコイアの実です。これをcheetah3dでモデリングしました。前から作りたいと思っていたのですが、面倒くさそうなので避けていました。


 傘の構造は1段2枚が互い違いに重なっていて、傘が閉じると切れ目がピッタリと閉じて(切れ目がハニカムパターンになる)ボールのようになるのがわかります。ちなみに松ぼっくりは湿度が高くなると傘を閉じ、乾燥すると傘が開きます。
 このような複雑だけど良くできた造形がすごいと思いますし、どういった仕組みでそうなっているのか、できたら数学的理屈が知りたいと思っています。