エヴァは公開時に映画館で観ると決めている映画。昨日少し余裕があったので観に行きました。エヴァンゲリオンの最後の作品ということで「どんな大団円になるのか」「多くの謎が実はこういうことだった!と解き明かされるのか」という部分が一番の楽しみでした。これまでエヴァンゲリオンはさんざん謎展開をしてきているので、また謎のまま意味不明で終わり…というのもあるだろうなと思っていたのですが、意外と変な脱線もなく淡々と終わらせた、という感じでした。ゲンドウの悪のスケールが小っちゃくなって話のスケールも小さくなってしまった。ほんとはもっとびっくりするような展開を期待していたんだけど。う〜んちょっと残念でした。

 映画館の席はパラパラでした。残念という意味ではなく、集中して観られたので良かった。逆に満席では見たくないくらいだから。同列並びの左の方に座っているやつが時々スマホで写真を撮っていたみたいで光るんです。まぁ別に盗撮的な面はそこまで気にしないけど、光るのがちょっと気になりました。やっぱりマナー的にもやっちゃダメだな。


 先週末ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破をテレビでやってました。エヴァンゲリオンファンなので放送する時は必ず観るのですが、↑ここのシーンの動きが好きで、ちょっとトレースしてみました。アスカの動き(じゅうぶんタメてからの伸びやかな起き上がり)がポイントなので、タイミングも忠実に再現しました。

 ちなみに去年ポニョの動きを検証した時の↓この時はざっくりやってます。


 昨日「借りぐらしのアリエッティ」を放送していたので、前々回の投稿の続編。ジブリアニメの動きです。

 ハルさんの声を演じているのは樹木希林。アリエッティのお母さんを捕まえていたのに、逃げられてしまって「こびとはほんとにいるのよ〜」とくやしがっているシーンです。この動きは寺内貫太郎一家で樹木希林が「ジュリーー」と言っていた時の動きに違いありません。きっと米林監督はねらってこういう演出を入れたんだと思います。

寺内寛太郎一家のシーン YouTube動画


 ポニョがハム入りラーメンを見た時のジャンプ→ドンの動きです。となりのトトロでめいがさつきにお弁当を作ってもらった時にも同じようにしていました。「子どもってこうするな」っていう何気ない動き。しかし、観る人は「あぁ!そうそう」って無意識に感じ取るんです。こんな細かな部分の積み重ねが宮崎駿作品のすごいところなんだと思います。

 ちなみに、着地の時わざと大きな音がなるように足を踏ん張るところ、ここがポイントです。これが子供っぽさ。大人はこんな風にはしない。