以前「こぎん刺し」でコースターを作ったのですが(こちらのgooブログの記事)、材料がまだあるので新らしくまた作ろうかなと画策中。いつものように伝統的なこぎん刺し図柄に飽き足らず、自作の図柄で作りたいと思って、図柄制作を始めました。以前はillustratorで図案を考えていたのですが、ドット絵を描けるソフトなら最近よく使っている3Dサイコロソフトのmagicavoxelでできるんじゃ?と思ってやってみたら、これは使い易い。今回は紺地の布に白い糸ですが、色もいろいろ使えるので、シミュレーションにはとってもいいです。

 以前、札幌で裂き織り(さきおり)をされているかたのことを書きました(こちら)。先日NHKのイッピンという番組で南部裂き織りを取り上げるというので観てみました〜上の写真はその番組から。裂き織りは日本各地にあるということだったので、南部地方が有名だというのは知りませんでした。
 また、裂き織りのことを知る前から僕は「こぎん刺し」という工芸に興味があり、これは南部とはちょっと違うのですが、同じ青森の津軽の工芸品です。
 それと昨年買った「南部鉄器」。これは昨年の買い物の中で一番良かったと思っています。
 このように、青森(南部)地方はなぜか惹きつけられる工芸品が多いのです。なぜ南部ばかりと思ってしまうほどです。

 前から興味があったのと、岩手産品が30%引きのセールだったので、南部鉄器の急須?を買ってしまいました。コーヒーを淹れるのに使う目的で、その分だけ賄えれば良いため、結構小さいサイズです。直径が15cmくらいで0.65リットル入る5型というサイズです。

— 使ってみての感想 —
◎味はよくわからないけどたぶんおいしくなったと思います。そう思うことにします。
△小さいのに重いです。普通なら大した問題はない重さですが、熱すると冷めづらい上に持ち手まで鉄なので手袋をはめてドリップをしなくてはならない。そうすると少し滑りやすいので、この微妙に重たいのが扱いづらく感じます。

 でもこのズッシリ感も含めて楽しまなければ・・ということで、使っていこうと思います。ものとしての存在感や質感はすごくいいと思います。黒のぽつぽつ(この模様は南部鉄器では「あられ」と呼ばれています)もいいです。

札幌で「裂き織り」という織物をつくっている方がおりまして、知り合いの知り合いだったことと、北海道繋がりのご縁で、先日ちょうど東京にいらっしゃった機会にお会いすることができました。
裂き織りというものは初めて知ったのですが、

江戸時代中期、当時貴重だった綿や絹の着物を最後まで大切に使い切るため、古くなった着物を細く裂き、それを横糸にして織物にした

のだそうです。写真のように、素朴でしっかりとした感じで、肌触りもいい感じです。この写真のように、シンプルな柄のものの他に、北海道の自然をモチーフにした木のデザインを施した商品(バッグ、ポーチなど)があって、こちらのデザインがまた素敵です。話していても気が付いたのですが、その方(デザイナー作家さん)とはたぶん好みのセンスが近いなと思いました。
上の写真のテーブルマットとかコースターとかをいただいてしまいました。とても手間がかかっているものなので恐縮しましたが、とても嬉しいです。こちら、そのブランド「Sola-Luna」さんのfacebookです。

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