毎年イラストを担当しています、池上彰さんの本「知らないと恥をかく世界の大問題12」が本日7月9日発売です。いつもと同じポジションで写真を撮りました↑。昨年(知ら恥11)6月4日の投稿

 昨年はトランプ前大統領を一番多く描いたと言っていましたが、今年はバイデンと習近平が3個、トランプ2個という具合です。そして、日本においてはなんと菅現総理大臣は0個に対し、安倍前総理は2個(米粒大のを入れるともっと)という、菅総理の存在感の無さ。上の写真(右)小さくて見えづらいですが、下の安倍前総理はアベノマスクを付けています。アベノマスクについては本文では触れてないのですが付けちゃいました。


 前回は架空の本の表紙でしたが、こちらは実際のお仕事の本、見本誌が送られてきたので紹介しておきます。

 左の方はイラストだけ担当しました。デザインは別のデザイナーさんです。『新しい電気回路<上>』松澤昭・著(講談社サイエンティフィク)です。

 右の方は以前からシリーズでイラスト・デザインをさせていただいているテキスト本です。『オンラインコミュニケーション講座』山崎紅・著(日経BP)

 イラストだけ取り上げるとタッチが全然違います(小さいとちょっとわかりずらいですが)。オンライン〜の方はシリーズで初めから抽象的、またはそぎ落としたシンプルなカタチのイラストでやっていて、半分デザインの範疇のイラストっていう感じです。今回の「コミュニケーション」のテーマでは最初はもっと抽象的な案を出していたのですが、リクエストがあってよりわかりやすい絵になりました。『電気回路』の方は結構微妙なタッチや影を入れたり、発光ダイオードが光っているところなど、わりとしっかり描いています。
 『電気回路』の方は<下>も今後出る予定で、こちらのイラストも描かせていただきました。


 ヘンな構造のトイレで用をたす夢をみた。長細い作りで奥に便器があります。ドアはノブの真ん中にあるボタンを押すと鍵がかかるタイプのやつだけど、壊れて鍵がかからない。ドアの外は人の往来が多く、すぐにドアを開けられそうになる。でもドアが遠いので閉めに行けずにあせる・・・という夢。

 こんな感じのヘンな状況でとにかく”あせる”夢って結構よく見るな…と思った。それでこの夢のシーンのイラストを描いてみて、装画にし架空の本をデザインしてみました。「焦る夢」・・・もし僕に文才があればこんな本を書けたら面白いかもしれない。

 イラストを担当しています、池上彰さんの本「知らないと恥をかく世界の大問題11」が6月10日に発売になります。昨年と同じポジションで写真を撮りました↑。

 あいかわらずイラストの登場人物としてはトランプ大統領が一番多いです。トランプ、習近平、プーチンあたりはもう何回描いたかというくらい描き慣れたのですが、今回初めて描いた、上の写真のグレタ・トゥーンベリさん。今回一番試行錯誤したかもしれない。ある程度大きく描くので、もっと描き込むことができるし、そうすればもっと似させることもできるのですが、そうすると他のイラストとの整合性(一貫性)が無くなってしまう。という判断で、最小限でそんなに似てないかもしれないけど「まぁわかるね」というところでとめました。

 話題の「覚え違いタイトル」の本をCGで作ってみました。

『とんでもなくクリスタル』村上春樹は実際には無い本ですので、初期村上春樹本にありそうな感じのイラストを描き、装丁をデザインしてみました。

 一方、『桐島、部活やめるってよ』は本物のカバーデザイン(左)とタイトルだけ〝覚え間違い〟のものに変えてみたもの(右)を並べました。間違って覚えてしまったタイトルなのでおかしいのはおかしいのですが、最初からこういうタイトルだったらこれはこれで成立しているのではないかと思った。

 元の記事はこちら「とんでもなくクリスタル」「おい桐島、お前部活やめるのか?」福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」が面白い – Togetter