恵方巻きの方角のことを調べていたら、知らなかったこんな事を今さら知ってびっくりした話。


 乾さんって、知り合いにもいるのですが、知っての通り「いぬいさん」と呼ぶ。「乾燥の“乾”だけど、いぬいって読むんだな」って理由もなくそう覚えていたこの字がなんと、方位を示す十二支の犬(戌)と猪(亥)の間の北西の方位「乾」から「いぬい」と言うという事を今更ながらに知ってびっくり。
 おまけは「巽」。乾の反対側の東南の方角ですが、これも十二支の龍(辰)と蛇(巳)の間に充てられた字であることから「たつみ」と読むんだそうです。これは舞踏家の土方巽(ひじかたたつみ)の名前で「たつみ」と知っていましたが、これが「辰巳」から来ていると初めて知りました。

 世の中、知らないことってまだまだあるんだなとつくづく思いました。


 ツイッターでコーヒー豆を自分で焙煎している人が「手焙煎マンドリン深煎り」って投稿していたんです。「コーヒー豆はマンデリンでしょ」と思ったのですが、僕もちょっと前までキッチリ把握していなかったという話↓。
※さすがにマンドリンとは勘違いしない。

 ぼんやりとマンリンとマンリンを同じようなものと捉えていた(数年前まで)。
 コーヒー豆の品種(生物学的「種」ではない)の一つがマンリン。インドネシア産でマンデリンはインドネシアの地方の名前だそうです。
 一方マンリンの方はマンダリンオレンジとか、マンダリン航空とか、マンダリンホテルとかで聞くことがあります。なんとなく同じ東南アジアっぽい印象だからマンデリンと同じ感じで捉えていたんですね。別ものだと考えもしていなかった。マンリンとは元々は「中国官吏」の意味だそうです。なんじゃそれって感じ。中国の役人。そこから「中国の〜」や中国語を指すようにもなったそうです。知らなかった。


 外国人が好きな漢字。例えば漢字のタトゥーを入れる時、漢字Tシャツなどでこの「汁(しる)」という漢字が人気があるとラジオで聞きました。なんで?意外です。
 理由は・・・こういうことだそうです。








「十字架が光っているデザインに見えてかっこいいから」

なるほど。


 以前ブラジルのおみやげでいただいたコーヒー豆。入れ物の缶がきれいなんですが、なんとなく眺めていたら3つのハートのマーク♥♥♥のところに「3corações」と書いてありました。ははーんということはcoraçõesはハートという意味のポルトガル語なんだな。と推理してGoogleで「ハート ポルトガル語」で調べてみましたら当たっていました。ハート・心という意味。
 ところで「çõ」←これ何というの?と思ったら「ソ」みたいです。そして、coraçõesは複数形なので、単数形は?と引いてみるとcoraçãoですと。※ちなみにスペイン語だとcorazónです。

 そしてcoraçãoの発音を聞いてみると「コラソン」。えーっ!よくラテン系の曲で聞く歌詞「コラソン」って心だったのか!ということで、また新しい発見でした。困ったのは、何の曲でコラソンと歌っていたのか思い出せない。なんかよく聞くんだけど。

 スズメバチはなぜ「スズメ」の名を冠したのか?合っていない気がします。あの圧倒的な悪人顔のスズメバチ。それに対して小さくてかわいいすずめ。共通要素が全然無いんじゃありません? なんだろ?大きさ?「ヘタしたらスズメくらいの大きなハチ」ってことですか? いや、それは言い過ぎだわ。

 「スズメバチ」という名前は既に怖いイメージが想起されますが、ちょっと頭をカラにして純粋にスズメバチという名前だけを考えると本当ならかわいい名前なのです。いかに印象が刷り込まれているかを改めて考えさせられます。

 ということで、スズメバチのネーミングはちょっとおかしいんじゃない?と異議を唱えたい。「悪い・強い」ならオニヤンマの「鬼」!あいつよりコイツの方がよっぽど鬼じゃないですか。「オニバチ」。きっと最初からオニバチだったらよっぽどこの名前の方がしっくりしていたと思うのだけど・・・