サイコロ3DソフトmagicaVoxelでちょっとわからない(不満な)ところがあったので、ツイッターでつぶやいてみた。
 ガラスに設定しているのに、光が透過されないのだ。なんで?💢 そうだツイッターで#magicaVoxelとつけておけば、ユーザーの目に触れるかも、そしてあわよくばやり方を教えてくれるかなと考えました。でも、このソフトのユーザーは外国人が多いので、添付画像の方は英語で説明をつけておこう!と考えたのです。”with glass” “no glass” “Light blocked”とかわりと単純な英語ですが。
 最初ツイートの本文も英語で書こうとしましたが、待てよ、わんさか英語で返信が来たらまた英語で返事をするのが自信ない。ということで本文は日本語にしておきました↓。


本文が無くても、画像だけで言いたいことがわかるでしょ。するとやはり外国の人から

どうやら中国の人らしいけれど、英語でも補足してあるから何とかわかる。
「そうです。透過しないのです。」って感じ?
そしてあわあわしながら英語でお返事しました。このあとまた「たぶんバグです」と教えてくれたので、「そうなんだ。なおるといいな」と返信しました。
 英語でやり取りはどきどきしますが、今回はすごく有用な情報を教えてもらえて良かったです。

以前、日経サイエンスで描かせていただいた「光子の裁判」のイラスト(左)。この光の線のような表現を3DソフトのMagicaVoxelで再現してみようと思ってやってみました。先日のバージョンアップでこのモヤの中の光の線の表現がすごく良くなったのです。右がその結果。これでもかなり良く再現できていると思います。細長い部屋を置いて、窓を二つ開け、外に明るい光源を置いてあります。そして、FOGという霧のシミュレーションを設定することによって、窓からさす光の筋が出てくるのです。

この絵のモチーフは、ノーベル受賞者の朝永振一郎が量子力学の二重スリットを、一般向けに戯曲として書いた「光子の裁判」。光子はフォトンの光子であり、「みつこ」という女性でもあります。

またサイコロ3DソフトMagicaVoxelで作ってみました。池と建物の風景ー昼と夜バージョンです。池の映り込みなどを作ってみたかったのです。右の建物は大学の頃にサークルで使っていた建物「文化系サークル館」です。深く記憶に残っている風景を3Dで再現すると、なんだか不思議な感覚になります。「おーあるある!」的な感じとでもいいましょうか。オモシロイです。



↑これは使用していたA室のベランダからの視点。

たんぽぽの綿毛をCGで作ってみよう!と思い立ちました。植物の構造、特に種まわりの構造はとても魅力的に感じます。綿毛も骨組みの感じや、全体として白い半透明感がとてもきれいです。最近はペンダントライトのシェードでたんぽぽ綿毛をデザインしたものもありますね。

 まず綿毛の1本をモデリングして、それを球の表面にきれいに植え付けるように配置するという構想ですが、できるかどうかはやってみなければわかりません。とりあえず、綿毛1本のモデリング↓


わたの広がり方や本数。こんな感じかな・・・

 そして、真ん中に球ではなく正多面体を置いて、各面の法線方向に先ほどの1本綿毛を配置する機能をみつけたので、それでやってみたもの↓


 真ん中の部分が球ではちょっとうまくいかなかった。表面の分割具合が球では均一でなく、極に近い方が密になっている(地球儀の経度緯度の線と同じ)ので、綿毛の生え方も極のほうが密集してしまいます。それで、分割が均一な正多面体にしました。この部分は緑色にしています。
 この段階で本物の綿毛と見比べてみると、本物はもっと毛が密集しているなと思ったので、こんどは綿毛の密度を上げて、レンダリングもよりリアルになるようにHDRI環境マップも付けてやってみました↓

 結構複雑なので、レンダリングに時間がかかります。コンピュータが非力だからかな。とりあえずまだ茎は付けていないのですが、ここまで。

 3Dモデリング+レンダリング:cheetah3D

 布的なものって3Dで作ったらどの程度それっぽくなるのかと思い試してみました。持っている手ぬぐいを写真で撮って、単純に3Dの平面にマッピングしてみました。その後、そのままだとカチカチの板状態なので、モディファイア「シワ加工」を付けて波打たせました。結構それなりに見える。写真で撮った時のシワの陰影をあえてそのままにしてマッピングしてあるので、それが活きて実在感が出たと思います。

 ちなみにこの手ぬぐいは、以前お仕事させていただいたOMソーラーさんで描かせていただいたイラストをコラージュして手ぬぐいを作ったということで、送ってきてくれたものです。

 3Dモデリング+レンダリング:cheetah3D