サイコロ3Dソフトmagicavoxelでアイスバブルを作ってみました。凍った湖面にできるこの現象知っているでしょうか?北海道の糠平湖やオンネトー湖が有名らしいです。湖底からのメタンガスが氷に閉じこめられてできる。このモチーフ前はから作りたかったのです。※サイコロを積み上げていくようなソフトなので、縁が少しギザギザしています。

 magicavoxelで水や氷、ガラスなどの透明なマテリアルも綺麗に表現できるのを知って、だったら「このアイズバブルの気泡の円盤の重なりを作ってみたいなー」と前から構想していましった。ただ、気泡を全部手で描いていくのは大変。泡を一個いっこ作っていくのは無理だなーと。

 それで、このソフトではshader(シェーダー)とよばれるプログラムを使って3D物体を生成できるらしいということだったので、まずこのプログラムを勉強しました。先人が作ったプログラムは簡単に見ることができるので(プログラム自体はそんなに長いものではないので)、それを解読して、次に「ここをこう変えたらこうなるのでは」という小さな改変を試していき仕組みを把握していきました。

 やっと「少しずつ大きさの違う気泡の皿が重ねたものをいっぱい並べるシェーダー」を作ることができました。一番上に気泡がつながったのも少し加えて完成させました。

 サイコロを積み上げていくようにつくれる3DCGソフト magicavoxel でかつての同潤会アパート表参道を作ってみました。僕にとって懐かしい好きな建築です。ネットで設計図面や当時の写真などの資料を探して、中の部屋もほぼ正しく作ってあります(トイレも)。

 初めて働いたデザイン事務所が表参道にあって、この同潤会アパートの前はよく通っていました。


 表参道沿いに並んでいたこの独特なアパートは古くて風格があり、それでいて都会的でもありとても好きな建物でした。エントランスのドアと1階のせり出した窓が半階分互い違いになっている感じが何ともいい雰囲気。明治神宮に向かって下り坂に建っているのもいい感じです。あの頃は既に通りに面した棟はほとんどが洋服屋やギャラリー、喫茶店など店舗になっていたようです。残念ながら今は表参道ヒルズに建て替えられてしまいました。

 同潤会アパートはこの表参道の他にも上野、大塚、代官山などいくつもあったのですが、すべて取り壊しになっているようです。おのれ安藤忠雄(表参道ヒルズの建築家です。逆恨みですw)。

サイコロ3Dソフトmagicavoxelで作りました。このsonyのラジオは子供の頃に買って今も持っているんですが、いまだに現役で使っています。短波も入るやつ。大体外国人が多いのですが、sonyの製品をこのソフトで作ってツイッターに投稿しているのをたまに見かけていて、それにならってsonyの製品を作ってみました。

 デザインのお仕事で、マンションの修繕の広告企画があって、いつものようにこれといったビジュアル材料がなかったので自分で作りました。もう何度か仕事でも使っているのですが、今回もサイコロ積み木CGソフトのmagicaVoxelでマンション(修繕中と修繕後)を作りました(上画像)。修繕中の網シートの再現ですが、最近このソフトで使えるようになった「cloud」マテリアルを使いました。透け感が出るマテリアルです。

 これはもう刷り上がっていて、今日発売の雑誌なんですが、実際の誌面では見開き全体に右ページに修繕中(黄緑バック)、左ページに修繕後(紺バック)というデザインにしました。


 カバーをデザインさせていただいた本が明日2月29日に発売になります。
大学の自治と学問の自由」寄川条路編著(晃洋書房)。


 ↑こういう感じのカバー(この画像はCGです)。今回の帯の紙はOKブリザードといういわゆるハトロン紙にしてみました。透け感があって、片面だけツルツルした紙で、包装紙や紙袋にも使われる紙です。なかなか良い感じになりました。

 カバーのイラストは2D(平面)っぽく見えますが、実は前の「雪化粧の杉」記事でも使っている3Dのソフトで作りました。ぐるっと別角度からみたのがこれです↓


 空の色をピンクに設定して真正面からレンダリングして、カバーイラストを制作しました。俯瞰して見るとしょぼいのですが、実際に見える部分だけちゃんと作ればいい、見えない部分はどうでもいいということでこれでいいのです。