前に「われわれにとってのイルカは若い人たちにとってのaikoだ」という発見を投稿したことがあった(2017年8月29日投稿。下にリンク貼ってあります)。「われわれ」というのは50〜60代の世代で、「若い人たち」というのは一世代若い20〜30代とかを想定しています。それぞれの世代にとっての同じような立ち位置の歌手とかを見つけ出す。その類似性を発見するのが面白い。

 そのシリーズで、この前気づいた新作です。

われわれにとっての大槻ケンヂ(右)
若い人たちにとっての尾崎世界観(左)

 大槻ケンヂは僕らの世代ではミュージシャンにして、ラジオ「オールナイトニッポン」をやり、小説・エッセイなど物書きとしても支持されていました。まさにサブカルのカリスマ的存在でした。

 一方、尾崎世界観もミュージシャンですが、小説など文筆家として評価が高い。私もそんなに詳しくはないのだけど、たぶん若者の鬱屈とした部分を音楽でも文章でも表現していて、若者から支持されているのだと思う。

 そんなことをぼんやり思っていたら「お、世界観。われわれにとってのオーケンではないか⁉︎」とひらめいたわけです。

 オーケンのあの当時の文化的影響力がどんなものだったのかは、当時の自分はよくわかっていなかった。私自身はかなり影響を受けていましたが、それが自分だけではなくあの世代に大きなものだったことは、今振り返ってようやく「あぁそうだったんだな」とわかります。

 そういう意味では尾崎世界観の影響力は「そこまでスゴイのかな?」という感じもしますが、これもまた後にならないとわからないことだろう。

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