前から描きたいと思っていた。寒波到来、猛吹雪のシーンです。冬に豪雪のニュースをたまに観るのですが、僕が北海道生まれということもあって、猛吹雪で視界が悪くなっているこの感じが原体験の記憶に残っているので、どこか懐かしく好きで「この感じをイラストに描きたいな」と思っていたのです。

 いちからペイントソフトでの手描きも考えていたのですが、とりあえず雪にけぶった街並みの構図だけでも3Dソフトで作ってみるかと、今回もmagicavoxelで作り始めました↓。



 サイコロ3Dで作ってみると、案外それっぽくできることがわかってきて、雪の粒までサイコロで再現し、結局全部magicavoxelで作っちゃいました。完成したのが一番上の画像。猛吹雪の街の感じがうまく表現できたと思います。

 そしてさらに雪をアニメーションにしてみました↓。



 色味はより「雪がひどい」感が出るように白っぽく調整しました。雪の粒は3DCG上ではサイコロの形で置いてあります。このサイコロを適当な密度で街の上にたくさん配置してあります。この雪を1コマずつ一定の方向にずらして画像を書き出していきます。今回はこれを5コマ分準備してからアニメーションソフトのOpenToonzで読み込んでアニメ化しました。
 でも実の所、雪の落ち方が一方向だけだと自然な感じにならなかったので、違う雪の流れで2バージョンを作って、アニメーションソフトで合成しています。こういうのもOpenToonzを触りながら(このソフト使い始めたばかり)「あ、こういうことできるか!」と試行錯誤をしながら作りました。


 新千歳空港から直通で札幌に向かう快速列車の「エアポート」。地下ホームからすぐに地上に出るのですが、なんだか外の景色がぼんやり雲って見えました。「北海道の電車だから保温用に二重ガラスになっているのかな」と思って窓ガラスをよく確かめてみると、普通に1枚のガラスで、ただ単にガラスが汚れてほとんど曇りガラスのようになっているのでした。


 僕は帰省で北海道に来た身なのでまだしも。観光で訪れた人が初めて見る北海道の景色を、こんな汚れたガラス越しで見せるのはなんとも残念に思いました。JR北海道さま、こういうところだと思いますよ!

 前から、同じJR🚃としてJR九州はあんなに観光列車で盛り上がっているのに、JR北海道はジリ貧で廃線に次ぐ廃線。なぜこうも違うのかと思っていました。まぁ、大きな要因は鉄道利用者の数なのだろうけれど・・・観光客を相手にするならば、こういうところに気が回らないというのも原因なのではないかな。それとも、もうガラスの掃除にかける労力も割けないくらいの経営なんでしょうか?ちなみに札幌から乗った特急ライラックの窓はそんなに汚れてはいませんでした。でも北広島に新しい球場⚾もできたこともあり、快速エアポートの窓ガラスは重要な問題だと思います。