お世話になっていた経済評論家の山崎元さんが先月一日に亡くなられました。ご著書『「投資バカ」につける薬』の装丁をさせていただいたのがきっかけで、同じ北海道出身ということもあって、その後名刺デザイン(↑写真)や会社のホームページの制作などさせていただきました。


 打ち合わせで何度かお会いしましたが、一度、打ち合わせの後に飲みに連れていっていただきました。そういう風によく人を飲みに連れて行くのが多かったようです。ウイスキーが趣味の一つだった山崎さんからすると飲めない僕はちょっと物足りない相手だったと思いますが、それでもいろいろ話をしていただいたことを覚えています。

 訃報は1月5日にニュースなどでも伝えられました。ツイッターなどで亡くなったのを惜しむ投稿を見ていると、本当に人に好かれていた人なんだなというのがわかりました。ご本人が昨年書き始めたnoteで、ちょっと反響があった(反論もあった)記事があって、「幸福の決定要素は、実は一つだけだった」というタイトルでした(記事リンク)。その幸福の決定要素は「モテる」ことだという話で、「モテる」というワードを敢えて選んだことでストレートに読んでしまって反感を抱いた人もいたようですが、要は「ひとから好かれること」という意味なんだと思います。人生の幸福で何が大事かを突き詰めて考えると結局は人から好かれていることだという考察はとてもおもしろいし、確かにそうだなと僕は共感、同意しました。そして山崎さんご自身は本当にそれを体現されていたと思いました。

 山崎さんについてはまだ語りたいことがあるのですが、いろいろあってまとまらないのでこのように遅くなってしまいました。また、機会があれば書こうと思います。