二日前の投稿、「もみの木🌲?試作」ですが、どんな考え方で立体の形を生成するのか、ざっくりと説明してみたのが上の図です。
CGを生成するプログラムにもいくつか手法がありますが、今回使っているソフトmagicavoxelのプログラミングでは「距離関数」という考え方で作っていきます。
「この点からこの距離の内(外でもいいのですが)に入っている部分がモノがある領域」
という感じで「この距離」という部分を関数式で書いていきます。
植物
このところ3DCGアプリmagicavoxelの制作の投稿が多いですが、また作ったのでアップします。プログラム(shaderという)を使って立体の形を作るということに少しずつ慣れてきて「あんなのも作れるかも」というのが楽しくなってきました。
今回作ったのは、僕が好きな植物”ヤツデの実”の形をイメージした架空の植物です。先端の実の部分は透明のマテリアルにしてガラスとか氷のようにしました。これによって幻想的で面白くなったと思います。
ライティングは黒背景で露出もギリギリまで抑え、氷のキラキラが効果的に出るようにしました。
このmagicavoxelというアプリはサイコロを積んで立体を作るものなので、基本的に細かく見るとサイコロの粒々が出てしまうのですが、今回の氷の粒に見立てた部分は氷の表面なので、ギザギザがあっても違和感がなくてリアルな出来映えになった。
作成画面はこんな感じです↓
先端の実の部分の大きさや、実の数、中心部分の「花柄(かへい)」の太さ、後ろにあるピンクのやつのような感じに開き具合の調整、などなどをパラメーターで変えることができます。
道端で見かけたこの葉。シソやミントっぽい形だったので、指で擦って匂いを嗅いでみたら、やはりミント系の香りがしました。詳しく表現すると、トマトの茎やヘタの青い香りの中にうっすらと柑橘系の香りも感じる。とてもいい匂いで気に入りました。
それで、なんという名前か調べようと写真を撮ったのが上の写真で、この写真で検索をすると「ランタナ」と出てきました。またの名を「シチヘンゲ」。ただ、その説明を読んでも決定打がなくて、しばらくの間、イマイチ確信が持てませんでした。
そうこうしているうちに、別の場所で同じ葉っぱらしいのを発見し、それにはもう花がたくさん咲いていました↓。そしてその花は紛れもなくネットで見ていたランタナの花でした。「そーか、やはりランタナか」。葉っぱの香りもあのいい香りで同じだったので、これで確定、納得したのでした。
ただ、残念なことにこのランタナ、外来植物で、ものすごく繁殖力があるらしく、迷惑雑草扱いされているようなのです。葉っぱが似ていると書いたシソやミント🌱とは同じシソ科なのですが、ちょうどこの前二ュースで「ミントテロ」と言ってミントが大繁殖して困ると取り上げられていました。これらシソ科は同じようにその繁殖力でちょっと迷惑系植物とされているようなんです。