いつも使っている3DCGのソフトMagicaVoxelですが、サイコロを積み木のように積み上げて立体物を作るというものです。基本チクチク手で積み上げていくのですが、滑らかな有機的な曲線などは手では限界があります。その場合、簡単なプログラム(shader:シェーダーと呼ぶ)を書いて、それをソフトの中で実行することで色んな数学的な曲線を持つ立体を作ることができるのです。

 今回作ってみたのが「山がいくつか連結した連峰のようなもの」。実際に使っている動画もTwitterの方に投稿したので、それを貼ってみます。




 書いてある通り、プログラムのベース部分は@mode_visという方が公開していたものを参考にさせていただきました。

 シェーダーはglslというプログラム言語で書きます。割と短いプログラムでできるので、思ったよりも難しくはありません。記述にミスがあってもいわゆる暴走するなんてことはほとんどなく最初から動かないだけで怖くない。今回は参考にさせていただいた元のプログラムの中の「球体を作れ」という部分を「正規分布曲線の山を作れ」という式に変えたのですが、ホントに割とすんなり成功した。

 そもそも(理想上の)山の形がどのような式で表されるのか?という疑問があったのですが、知っている中で山型の曲線といえば正規分布ぐらいしか思いつきません。
そこで一応AI(ChatGPT)に聴いてみると・・・


山の形状は

  • Bagnoldのプロフィール
  • ロジスティック関数
  • ガウス分布

などの形状でモデル化されることがあります。


ということです。3つ目の「ガウス分布」というのが正規分布のことなので「大丈夫だ!」と採用しました。

 今のところ、作った画像(一番上の画像)は色味を白っぽくして山水画の雰囲気にしています。

 気になるCMのシーンをイラストで描いてみました。これをパッと見てピンと来る人はいるでしょうか?
 これはチョウヤ(梅酒)のTHE CHOYAのCMです。その中でわずか1〜2秒くらい流れるシーン。屋根の上から「これはもー」と言っています。わりと夜中の番組でチョウヤが1社提供していることがあって、このCMと「酔わないThe CHOYA」のCMが交互に流れています。

 これが気になった理由は「こいつ誰なんだよ」ということです。唐突に現れ、変な家の屋根の上で日傘をさして「これはもー」と何か言おうとするけれど、メインキャストの瀬戸康史に「シーっ」と黙らせられるという流れです。急に非現実っぽい世界観が出てくるので違和感があって気になるのですね。

 今回もここのところ連投しているサイコロ3DCGのソフトmagicavoxelで作りました。夕焼け空の色味を出すのに工夫をしました。人物だけPhotoshopで描き足しています。

 前から描きたいと思っていた。寒波到来、猛吹雪のシーンです。冬に豪雪のニュースをたまに観るのですが、僕が北海道生まれということもあって、猛吹雪で視界が悪くなっているこの感じが原体験の記憶に残っているので、どこか懐かしく好きで「この感じをイラストに描きたいな」と思っていたのです。

 いちからペイントソフトでの手描きも考えていたのですが、とりあえず雪にけぶった街並みの構図だけでも3Dソフトで作ってみるかと、今回もmagicavoxelで作り始めました↓。



 サイコロ3Dで作ってみると、案外それっぽくできることがわかってきて、雪の粒までサイコロで再現し、結局全部magicavoxelで作っちゃいました。完成したのが一番上の画像。猛吹雪の街の感じがうまく表現できたと思います。

 そしてさらに雪をアニメーションにしてみました↓。



 色味はより「雪がひどい」感が出るように白っぽく調整しました。雪の粒は3DCG上ではサイコロの形で置いてあります。このサイコロを適当な密度で街の上にたくさん配置してあります。この雪を1コマずつ一定の方向にずらして画像を書き出していきます。今回はこれを5コマ分準備してからアニメーションソフトのOpenToonzで読み込んでアニメ化しました。
 でも実の所、雪の落ち方が一方向だけだと自然な感じにならなかったので、違う雪の流れで2バージョンを作って、アニメーションソフトで合成しています。こういうのもOpenToonzを触りながら(このソフト使い始めたばかり)「あ、こういうことできるか!」と試行錯誤をしながら作りました。

 CGでロッテグリーンガムとクールミントガムを作りました。これは昭和の頃の古いデザインのパッケージ。懐かしいものは記憶を揺り動かしてグッとくるので好きです。知らず知らずにこういうものを描いていて、この前は昔のチェルシーの箱のイラストを描いていた



 今回使ったソフトは前から何度もここで登場している3DCGのソフトmagicavoxel。サイコロを積み上げるように作れるソフトです。↑は作成画面。作るのが簡単なわりにレンダリングが優れていてパッケージのつるつる感を表現する反射なども再現できて、パッと見リアルです。


 今住んでいる賃貸。もうかなり長く住んでいるのだけど、今まで外回りの修繕を一度もやっていなかった。近所で修繕をやっているマンションを見ると、窓の外にいつも作業の人がいる状況や、ネットで部屋の中が変な色になるだろうし、生活に支障がでそうで嫌だなと思っていた。なのでむしろ「うちはやってほしくない」と思っていたのですが、10月のこと、ついに修繕のお知らせが来てしまった。


 やだなーと思っていましたが、外に足場とネットがあるのは2週間程度ということで、まなんとか我慢しました。僕は日中も部屋にいるのでカーテンとかも閉じていたり、朝起きるのが遅いので、寝ているベットの窓一枚挟んだところでコーキングなどの作業をしていたり、と嫌なところもあったけど…。
 わりと良かった点は
・季節が11月だったので窓を閉めっぱなしでも支障が無かった。
・ネットが青色だったけど、そんなに部屋の中の色が変になったりもしなかった。多少暗い程度。

 という感じで、今はもうネットと足場は取れて修繕はほぼ終わっています。やれやれ
 ※上の画像はサイコロ3DソフトMagicaVoxelで作ったイメージCGです