前日の「ドライヤーの切断コードの繋ぎ合わせ」に続き、またハンダ付けの修理、というかバッテリー交換をした。


 何年使ったかわからない(多分10年くらいになるのでは?)フィリップスの電動歯ブラシHX6710。充電池がへたってきたようで、いくら目一杯充電しても数回の使用で電池切れになるようになった。他には特に不具合なく使えているので、へたった電池だけ交換することはできないかな?とネットで調べたら、案の定情報が結構あり「なんとかできるかも!」とやってみることにした。

 一つ問題は適合する交換電池が特殊なリチウムイオン電池であまり売っていないということ。あっても2000円とか結構高いという問題。また交換作業で難しそうで面倒そうな工程が、電池に付いている電極板を付け替えるという問題もあった。検索して見つかるのは中国の大手ECサイトのものが多くて、ここだと安く手に入りそうで、さらに中国サイトのものはあらかじめ各機種に対応した電極板を付けて売っているのがあって、面倒な付け替え工程を免れる。ということで、これまで中国サイトで買い物をしたことなかったけれど、いよいよ中国サイトで買うことにした。


 こちら↑が送られてきた交換用リチウムイオン電池。2個セットになっていて価格はなんと2個で151円でした。たまたま何かセール中になってこんなに安かった。送料が641円で合計792円。中国から送ってくるので到着まで13日かかったもののこれは予定よりも2週間以上早かったので十分早い。

 工程は

  1. 歯ブラシのケースを外す

    底面蓋から外すが特にネジとかツメなどで固定されているわけではなく、ピッタリはまっているだけなので、溝に小さいマイナスドライバーを入れて強引に開けた。

  2. 今付いている電池を外す

    2箇所で基板にはんだ付けされているので、はんだを溶かしつつ、はんだ吸い取り線というテープで少しずつはんだを除去してき、電池外す。

  3. 交換用の電池をはんだ付け

    あらかじめ基板の元の穴にピッタリ収まるように電極板も付いている。きちんと入ったので、必要最小限のはんだで固定した。


 あとは、ケースなどもきれいに洗って、元に戻して完成。新しく甦り快適になったし、新品買い替えを考えていた時は5000円くらいを想定していたので、800円で済んだのは得した感じで気持ちが良い


 ちなみにこの基板があらわになった状態。思いの外にかっこ良いなと見惚れた。濃紺に金の丸の色合いがいい。


 ちょうど1年前に去年のカーリング女子世界選手権の投稿をしていました。「去年はSC軽井沢が出ていたんだっけ」と思い出しました。↑その時に描いたSC軽井沢のイラストです。カーリング 世界選手権2024

 先日、今年の世界選手権2025が行われ、日本代表としてフォルティウスが出場。予選敗退に終わりました。それで問題は来年の冬季オリンピックに女子カーリングが出場できるのか?ということ。そこがよくわかっていなかったので、ここで整理をしておきます。

 先日の世界選手権が始まった時点では、オリンピック出場枠のランキングで日本は11番目(3ポイント)でした。この3ポイントというのが上に引用した昨年の世界選手権でのSC軽井沢の結果です。予選敗退だったので3ポイントで11位となっていました。
 オリンピック出場枠は8番目以内ということなので、今年の世界選手権でフォルティウスが上位に入らなければ厳しいということだったのです。しかし結果はまた予選敗退だったので、結局8位には入れず、オリンピック出場のこちらの道は絶たれたのです。

 しかし、もう一つの道があるそうです。それは今年の12月に日本代表チームがオリンピック最終予選に出て最後の2枠に勝ち進めば出られるということです。贔屓にしているロコ・ソラーレが出るとなると、まずは9月に行われる日本の代表を決める大会で勝ち、その後12月の最終予選で2枠に入る必要がある。かなり細い道かもしれませんが、2024年、2025年と両方とも日本選手権で優勝できず、世界選手権でポイントを自ら獲得してこれなかった結果なのでしょうがない。
 まだ完全に出場が閉ざされたわけではないとわかったのでよかった。

 前にマウス(トラックボール)のボタンを交換するために購入したはんだごて。どこに置いたか見あたらなくなっていた。思い当たるところ、どこを探しても見つからない。もう「知らん😤」と諦めていた。
 そんな中ドライヤーのコードが切れてとうとう使えなくなり、これはどうしてもはんだごてを見つけて修理をしたいという状況になった。「どうしても見つけたい!」という気合いは案外効き目があって、「しまうとしたらやはりここだよな」と最初に目星をつけたところにあっさりありました。

 そしていざ修理に取り掛かる。これが最初の状態。



 YouTubeの動画を見ながら、まずは予備ハンダ。銅線をそれぞれ単独でハンダでコーティングしていく。完璧にはいかず、二本くらい不満足。

 繋げたい位置にテープで固定。これもなかなか微妙な固定。



 この状態で、二本まとめてコテをあて、うっすらとハンダを流していくとくっつくという仕組みです。
 ハンダ付け後に絶縁処理のために、繋ぐ前あらかじめ収縮チューブというものを入れておく必要があります。上写真の黒いチューブ。

 なんとかハンダ付けが終わったら収縮チューブを熱で収縮させる。ドライヤーの熱で収縮できるのですが、今修理しているものがそのドライヤーなので、今回は仕方なくガスコンロで収縮させた。中の分かれた二本をそれぞれチューブで覆い(この2線がまさにショートしてはいけない箇所なのでここが重要)。さらにこれをまとめるために大きめの収縮チューブで覆う。



 これで一応なおりました。多分問題ないとは思いますが、なんとなく心配なので、使わない時はコンセントを抜いておく。


 自部屋の窓の正面が裏手にある事業所のちょうど屋根の高さなのですが、そこで修繕が始り、屋根を白いペンキを塗り始めた。ほぼ全体を塗り終わったら日光をガンガン反射して眩しくなってしまいました。今の寒い時期はまだいいのですが、夏にこれは大変なことになりそう・・・↑写真は白い眩しいペンキを塗っているところ

 夏の熱を少しでも遮断(反射)するためのエコ対策としてこのような反射塗料を施行するというのを聴いたことがあります。でも、こっちとしては迷惑です。暑くなる前に遮光のシートとかをベランダに取り付けようかな・・・などと考えていました。

 白いペンキを塗り終えた数日後、今度はグレーのペンキを上から塗り始めた。「なんだ下塗りだったのか」助かった。屋根塗装のことをちょっと調べてみたら、2度塗り、3度塗りが普通のようです。最初の塗料はプライマーという下地ということで、白か透明が一般的らしい。早とちりして遮光シートを買ってこなくて良かった。

 【今回得た知見】→屋根は2度塗る


 ちょうど2年前のこの時期(初場所)、このブログでも書いた「呼び出し次郎さん」のこと。昨日、令和7年の初場所千秋楽をもって定年退職されました。僕が高校生の頃から見ていたと思うので、40年近く前からですが、ずーっと大相撲にいた人が見られなくなるのは寂しいです。

 2年前にツイッターで能町さんに「呼び出しさんです」と教えていただき、呼び出しにも(行司にも)最高位があるとか、裏方さんの興味深いことを知れて面白かった。お相撲さんよりも裏方さんの方に興味があるかも知れないです🙂