もんたさんの訃報でダンシング・オールナイトのジャケットをあらためて見ると、あのジャケットのあのポーズ、あれだけでもうもんたさんが思い浮かぶ。そういえば他にもジャケットの写真のポーズで「これはあの人」と強烈に印象付いているのって結構あるように思います。上のイラストで描いた小田和正とかマイケルとか。面白いな。
考察
アメリカの女性シンガーは登り詰めるとみんなボディースーツっていうの?あれがお約束になっているのかな。ちょっとイラストも描いてみました↑。
今はテイラー・スウィフト(イラスト中央)が女性シンガーのトップということでしょうか。今年世界ツアーをやっていてその人気が話題です。テイラー・スウィフトが元々カントリーのイメージ(=わりと大人しい衣装。下のツイート参照)だったのに、今年のツアーでこのボディースーツがメインビジュアルで出てきたので、「そうか、アメリカのトップシンガーというのはこういう衣装がお約束なのか」とハッと気がついたのです。
思い返してみるとマドンナ(イラスト右)の時からそうでした。レディーガガ(イラスト左)も色々奇抜な衣装を着ていましたが、こういうボディースーツも印象が強い。
こちら↓7年前にツイートした時のテイラー・スウィフト。
テイラースウィフトのギターはやはりTaylorか。本田さんがHondaのバイク乗っているようなことで、最初から名前入り。ところでこのTaylorの虎目?のギターすごくかっこいい。photo ©Brian Cantoni pic.twitter.com/8CklLKnhTQ
— 斉藤重之 (@shigenokura) 2016年7月28日
昨年の今頃は「鎌倉殿の13人」を見ていてロゴのフォントを特定したりしていましたが、今年は日曜夜ドラマでVIVANTを見ています。今回はVIVANTのフォントを調べてみました。
と言っても調べなくても見当がついていて「あれでしょ」となっていたのですが…。見当をつけていた文字をロゴの上から重ねてみたら今回は見事にピタッと合いました。英字はFutura Condensed ExtraBold。おまけで上の「日曜劇場」はゴシックMB101Hでした。
赤がオリジナル。青字がこちらで特定して重ねた字です。フォント(青字)では切れ込み(Vの谷間やNの谷間)を敢えて余分に食い込ませていますが(印刷した時にインク溜まりを解消する工夫)、ロゴではこの食い込みを消して直線に修正しているようです。
暑いので風を通そうと、玄関を少し開けておいたせいか、ゴキブリが一匹入ってきたんです。ホウキを持ってまずはあっち(左の方)へ追いやろうとしたのですが、ゴキブリはホウキの方へ突進して、まんまとすり抜け反対へ。そして本棚の下へ入ってしまいました。
これ、まえもクモの時に書いたんですが(こちらの投稿)昆虫ってこうなんですよね。
〝「敵の誘導はワナに違いないから逆に行け!」という本能みたいなものがあるのでしょうか?〟
今月の日経サイエンスの特集は「昆虫の知能」で、すごくタイムリーでした。記事の中でもまさに今回の件に関わる記述があって、コオロギでは(ゴキブリもほぼコオロギだから同じと思っていい)「迫ってくる物体の姿が視界の中で一定以上の大きさを占めると逃げ出す」というのです。昆虫の複眼はあまり視力は良くなく、ぼんやりとしか見えないらしいが、何かが迫ってきたら逃避行動を起こすようです。僕が知りたいのは奴らはその迫ってくるものの方へ向かって逃げる(というか向かってくる)逃避行動を取ることです。このあたり、本能的にプログラムされている行動なのか、それとも状況を判断して考えて取った行動なのか、興味があるなー。
日経サイエンス2023年8月【特集:昆虫の知能】
— 日経サイエンス (@NikkeiScience) 2023年8月12日
昆虫は状況を知覚しながら判断する優れた適応力をもつ。米粒ほどの小さな脳の神経活動を再現すれば,学習や記憶といった高次機能の仕組みにも迫れる。
これだけ賢い昆虫には,喜びや痛みを感じる知覚力がありそうだ。https://t.co/GDjqyTjfG4
特集では他に「昆虫には感情があるか」という研究が載っていて、「たぶんある」という話です。この辺も興味深い。ハチが報酬もないのに玉を転がしに行くけど、これは楽しいからやっている、すなわち「遊び」なんじゃない?とか。そう考えるとかわいい。しかし、ゴキブリに感情があると想像するとそれはちょっと不気味です。