9月末に山口で行われる哲学者・西田幾多郎に関するイベントのポスターとチラシをデザインしました。写真はチラシのイラスト部分アップ。B2ポスターも同じデザインです。このイラスト、前にこのブログで「風景を描くのが難しくて、参考書をひっぱり出して・・・」と書いていたやつです。柳の木は半分デザイン的に処理してみました。

 日経サイエンスの連載コーナー「パズルの国のアリス」でイラストを描かせていただいていますが、これをまとめた書籍第二弾「数学パズルの迷宮」が発売されることになりました。明日6月24日発売です。
 下の写真は前回第一弾(緑バック)。今回はそのシリーズ感を持たせつつ新たに描きました。背景の紫っていうのが結構難しかった。
 今回は全39問。イラストもオールカラーで載せていただいています。著者は筑波大学准教授・坂井公先生です。


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 普段仕事のイラストでもあまり「風景」は描かないのですが、ちょっと風景を描かなくてはならない案件があって、6年前に買ってあった風景スケッチの教本をひっぱり出してきました。買ったまま袋から出してもいなかったのですが、ここにきて役に立つ時がきました。元ジブリのアニメーション背景美術家・増山修さんの本です。
 自然のものを描くのは難しいんです。木とか水とか、それこそ地面とか。とらえどころがないもの。この本ではそういうものも解説されていれ勉強になりました。

イラストを担当しました池上彰さん著「知らないと恥をかく世界の大問題7」(KADOKAWA)が5月10日に発売になりました。そして、今度の日曜(5月15日)のBS日テレの番組「久米書店」で、この本が課題図書の放送があります。池上さんがゲストです。僕は久米宏さんのラジオを毎週聴いているので、僕のイラストが久米さんの目に触れるだけでも嬉しい(もちろん壇蜜さんもだけど)。