Scientific American の記事紹介で、こんなのが来ていた↓

Babies may ‘catch’ yawns from their mother in the womb, new study finds | Scientific American

「お腹の中の赤ちゃんは母親があくびをした時にあくびをする可能性が高い」という研究。かわいいのでイラストを描いてみました。

 しかしなんで母親があくびをしたのがわかるのか?ふしぎ。

☝︎AIで生成してもらった画像

 先日、大根を煮た時の話。鍋に水ひたひた、そして半月切りの大根を鍋に1段で重ならないように並べたいのですが、結構ギリギリ収まらないかなという感じでした。

 具体的な寸法は☟こちら。

 なんとか試行錯誤して☟このように(一番上の画像と同じ)のようにギリギリで収まって「すごい!」と思ったのです。

 しかしこの並べ方はパッと見たところ、規則的なパターンがなく、どうも決まったルールに則っているようには見えません。何か数学的な解はあるんだろうか?「どういう並び方にした時に最も小さな円の中に収まる(そしてその円の直径は大根の直径に対してX倍)」という一般解。私としてはこれを知りたい!

ここでAIに訊いてみた

 最近のAIは東大の入試問題も9割近く正解するということなので、AIにも当然訊いてみたのですが、chatGPTとGeminiどちらも全然だめでした。図を添付して問題意図を説明したのに問題を把握する時点でつまずきます。AIのバージョンが低いもので試したせいもあるかもしれないけど。まだまだだなと感じました。

「算額」について・・・

 昔、日本の江戸時代ではこんな感じの図形の問題を額に書いたものを神社や仏閣に奉納したという文化があったようで、色々見てみると本当にこれに似た円の外接についての問題が多い。そういうことで、上の説明図では算額を意識して漢数字や縦書きの文字を使いました。

日経サイエンスの「算額」の記事ページ

 今日発売の日経サイエンス2026年4月号。表紙のイラストを描かせていただきました。特集の「幸福とは何か」のイラストを依頼されたのですが、表紙にも使うということに。

 この絵ですが、基本的に特集の内容に即したものです。

 幸福を感じる脳の場所がイラストの光っている部分—楔前部(けつぜんぶ)で、ここの活動が静かな方が幸せを感じているということです。

 また、幻覚作用のある薬(マジックマッシュルームやアヤワスカなど)を接種するとここの活動が静かになり幸福感をもたらす。これらの幻覚剤の効果は以前から知られていて、うつ病などの治療にも使われている。という話から幻覚剤を使った時に見えるサイケデリックなビジョンをイメージした背景を描いた。普段描くイラストは色数は抑えているので、サイケデリックみたいにカラフルなのは描かないのですが、あまり派手派手な色使いは自分らしくないのもあってカラフルだけどパステル調に抑えた色使いにしました。


 今日は猫の日なので猫の観測問題。人が読もうとしたら必ず上に乗ってくる猫。「人が観る」ことで猫の状態が決定します。これはシュレディンガーの猫(人が観るまでは猫が生きている状態と死んでいる状態の重ね合わせ。観た瞬間にどちらかの状態に移行するという量子力学の思考実験)と同じ趣きがあります。
 猫の方もこちらを観察しているのでしょう。では観るのがAIロボットでも猫は乗ってくるでしょうか?


 実は日経サイエンスの次の4月号(2月25日発刊)で特集と表紙のイラストを描かせていただきました。その特集が「量子力学の観測問題」の特集で、人が観る代わりにAIが観てもいいのか?「観測とは何?」「もしAIが観測できるとしたら思考実験を実際に実験できる・・」というテーマでした。
 こちら↓の表紙イラストです。

日経サイエンス 2025年4月号表紙
📗2月25日発売(火)!日経サイエンス2025年4月号
👁️特集:量子力学100年の難問 観測問題】
登場から100年たった今も残る量子の宿題に,AIを用いた新たな実験で光を当て,量子の不思議を解剖する。
日経サイエンスのページ


 一番上のアニメーションはそのパロディで思いついたもの。猫の不思議な習性の問題を考えたのです。


 暑いので風を通そうと、玄関を少し開けておいたせいか、ゴキブリが一匹入ってきたんです。ホウキを持ってまずはあっち(左の方)へ追いやろうとしたのですが、ゴキブリはホウキの方へ突進して、まんまとすり抜け反対へ。そして本棚の下へ入ってしまいました。

 これ、まえもクモの時に書いたんですが(こちらの投稿)昆虫ってこうなんですよね。

〝「敵の誘導はワナに違いないから逆に行け!」という本能みたいなものがあるのでしょうか?〟

 今月の日経サイエンスの特集は「昆虫の知能」で、すごくタイムリーでした。記事の中でもまさに今回の件に関わる記述があって、コオロギでは(ゴキブリもほぼコオロギだから同じと思っていい)「迫ってくる物体の姿が視界の中で一定以上の大きさを占めると逃げ出す」というのです。昆虫の複眼はあまり視力は良くなく、ぼんやりとしか見えないらしいが、何かが迫ってきたら逃避行動を起こすようです。僕が知りたいのは奴らはその迫ってくるものの方へ向かって逃げる(というか向かってくる)逃避行動を取ることです。このあたり、本能的にプログラムされている行動なのか、それとも状況を判断して考えて取った行動なのか、興味があるなー。


 特集では他に「昆虫には感情があるか」という研究が載っていて、「たぶんある」という話です。この辺も興味深い。ハチが報酬もないのに玉を転がしに行くけど、これは楽しいからやっている、すなわち「遊び」なんじゃない?とか。そう考えるとかわいい。しかし、ゴキブリに感情があると想像するとそれはちょっと不気味です。

  • 1 / 2
  • 1
  • 2