シリーズでずっとイラストを担当しています、池上彰さんの本「知らないと恥をかく世界の大問題13」が今日6月10日に発売になりました。例年と同じポジションで写真を撮りました↑。ここをクリックでこれまでのシリーズの記事を一覧で観られます。
ここ数年は各国トップの似顔絵イラストの登場回数を発表しています。これは今どの国が世界を動かしているのかを知る一つの指標になるのではないかという意図ですが、今年はなんとプーチン、習近平、バイデンが全員4回ずつで同率1位でした。その次がトランプ(3回)でした。岸田総理は今年初めて登場し2個描きましたが、これまでの総理に比べて結構似せて描くのが難しかったです(上の写真の右に岸田あり)。
上の写真の右に載せたのがQuadの説明のイラストです。4カ国の首相を描いたものです。実はオーストラリアの首相選挙がイラストの締切後に控えていて発売日には首相が交代しているかもしれないという状況でした。それで今回はしかたがないので「2022年4月現在」という注釈を入れて、当時の現職のモリソン首相を描きました(上の写真の右の右下)。
結果、やはり発売前にオーストラリアの首相は交代になってアルバニージ新首相になりました↓。
でもこの二人、印象がなんとなく似てるんですよね。5月の末にテレビでQuadの会合のニュースを見た時「あれ?そういえばオーストラリアの首相替わった?替わっていないか?」とすぐには判りませんでした。実際はその時点ではもう新首相に替わっていたのですが・・・。
雰囲気が似ているし、イラスト自体も小さいし、モリソンでもアルバニージでも大してわからないから(情報が古いイラストだったことを)そんなに気にしなくてもいいかと思いましたが、一応この際新首相も自主的に描いて比べてみました。ああ、ちゃんと比べると結構ちがうものだな。