上のグラフは僕の「年齢による感心事の変遷」をなんとなく描いてみたものです。白破線の所にあるように音楽が30歳くらいで急激に落ました。あれほど没頭していた音楽なのに、そうなったことがなんだか不思議だったのです。
 そんな中ある時「音楽への没頭は若者の特権」で歳をとるとその情熱は失われる!“これは人によるのではなく、一般的に人間というのはそういうものだ”ということを知りました。これについて書いてあった記事(後述)を見て「あぁ!そういうものなのか!」とちょっと衝撃を受けたのでした。

 そして、不思議なことに歳を取る毎に人は「花鳥風月」といわれる自然に対して味わいを深くしていく・・・(というのは前にちょっと書きました)。これも不思議とみんな大体そうなる。人というのはそういうものなんでしょう😑

 ところで、上のような年齢ごとの関心割合のグラフ。こういう研究調査ってどこかでやっていないのかな?みんなの平均的なものというのも興味あるし、その人その人の個人的なものもあったら見てみたいな。

 補足ですが、僕が見た音楽についての調査発表はこちらです。↓


Spotify’s chart of music relevancy versus age.

 ↑これは音楽サブスクサービスのスポティファイの調査記事で、”中年になるとヒット曲についていかなくなる”ということを表したチャートです。ズバリ「音楽への関心が無くなる」とは言っていないのですが、「25歳にかけて急速に流行曲を追わなくなる」と言っています。
※関係ないけど、このグラフ、なぜタコメーターみたいに円形にしたのだろう?すごくわかりづらいと思う。普通に縦軸にチャート順位、横軸に年齢にすればわかりやすいのに。

 シリーズでずっとイラストを担当しています、池上彰さんの本「知らないと恥をかく世界の大問題13」が今日6月10日に発売になりました。例年と同じポジションで写真を撮りました↑。ここをクリックでこれまでのシリーズの記事を一覧で観られます。

 ここ数年は各国トップの似顔絵イラストの登場回数を発表しています。これは今どの国が世界を動かしているのかを知る一つの指標になるのではないかという意図ですが、今年はなんとプーチン、習近平、バイデンが全員4回ずつで同率1位でした。その次がトランプ(3回)でした。岸田総理は今年初めて登場し2個描きましたが、これまでの総理に比べて結構似せて描くのが難しかったです(上の写真の右に岸田あり)。

 上の写真の右に載せたのがQuadの説明のイラストです。4カ国の首相を描いたものです。実はオーストラリアの首相選挙がイラストの締切後に控えていて発売日には首相が交代しているかもしれないという状況でした。それで今回はしかたがないので「2022年4月現在」という注釈を入れて、当時の現職のモリソン首相を描きました(上の写真の右の右下)。

 結果、やはり発売前にオーストラリアの首相は交代になってアルバニージ新首相になりました↓。



 でもこの二人、印象がなんとなく似てるんですよね。5月の末にテレビでQuadの会合のニュースを見た時「あれ?そういえばオーストラリアの首相替わった?替わっていないか?」とすぐには判りませんでした。実際はその時点ではもう新首相に替わっていたのですが・・・。
 雰囲気が似ているし、イラスト自体も小さいし、モリソンでもアルバニージでも大してわからないから(情報が古いイラストだったことを)そんなに気にしなくてもいいかと思いましたが、一応この際新首相も自主的に描いて比べてみました。ああ、ちゃんと比べると結構ちがうものだな。


 Siriで英語の勉強の話の続きです。昨日聞いていた英会話でこんな表現が出てきて気になった。
“Woody Allen is still around?”
 文脈から「ウッディアレンってまだ生きてる?」って感じだと思ったのですが、be still aroundで「生きている」って解釈できるのかな?と。そこで検索して調べてみたけれど、ずばり「生きている」という用例は見当たらない。「まだいる?」くらいの意味しかないのです。

 そこでSiriにそのまま訊いてみました。それが上の画像。そうしたらずばり“Yes, Woody Allen is alive.” (生きています)と答えてくれました。

 答えの欄を詳しく見てみるとWolfram Alphaというシステムで回答しているらしいです。これはWolframさんが開発したいろんなことに答えてくれるシステムみたいです。そして
Input interpretation (入力解釈)
Woody Allen | alive? (ウッディアレン | 生きてる?)
とどういう風に解析しているかも教えてくれています。

 実は、このWolfram Alphaが日本語入力に対応していないために、日本語設定のSiriだとこのような直接応答が苦手だということがわかりました。日本語モードだと結構「ウェブでこちらのページが見つかりました」という答えが多い(ただしウッディアレンの質問は日本語でも直接答えてくれました)。

 システムの話は置いておいて、その後念のためよく調べたら be still around で「生きている」という解釈もあるようです。こういう風な確認もSiriでできるので便利だなーと思った。


 iPhoneにある「いろいろ頼めるアプリ」Siri。アンドロイドだと「OK Google」というやつと同じ機能のやつで、話しかけて検索とか計算とかタイマーのセットとか、いろいろなことがパッとできるので便利です。


 ずっと日本語で使っていたのですが、一つ不便なことがありました。「翻訳」ができないのです。正しくは「日→英」はできるけど「英→日」はできない。これの理由は簡単で、設定が日本語の場合はSiriの聞き取りが日本語だけになっていて、どんなに英語の発音を頑張っても英語と認識してくれないからです。それを知らないでずっと「自分の英語の発音が悪いから聴き取ってくれない」と思っていました。

 日頃「日→英」と「英→日」どちらが必要かというと「英→日」が圧倒的に多いです。なぜかというと、僕は英語で話す機会なんて無いから日本語を英語で何て言うか知りたい場面はあまりないけれど、ネットとかで目にする英文でわからない英単語の意味が知りたいことはよくあるから。

 Siriに英語(のつもりで)話したことを英語として聴き取ってもらうにはSiriの設定で「言語」→「英語(アメリカ合衆国)」に変更するとできます。そうはいっても「自分の英語の発音が悪い」と思っていたから「聴き取ってくれないんじゃ?」と思っていました。しかし、やってみたらこれがつたない発音でも結構聴き取ってくれるのです。例えば英単語の意味が知りたい場合、例として「awesome」の意味を知りたい場合は
“What is awesome in japanese?”
というふうに聴けば
In japanese “awesome” is「とってもよい」
と答えてくれます。

 そしてここからがポイントなんですが、他のお願いごとを今度は英語で言わなければならないということ。例えばよく使っていたタイマー。ゆで卵を茹でる時なんかは今までは
「タイマー6分」
とか言っていましたが、これは
Set the timer for 6 minites.
となります。6分間の前置詞はforなのねとか。言い方を調べてそれを繰り返し使うことで表現を覚えていくことができるのです。上の画像のサンプルは「2時5分前にアラームを鳴らして」の場合の表現です。5 before 2でいいんだーとか。

 さらにあまり知られていないですが、Siriの実行能力も実は英語の方がすごいということも魅力です。日本語の場合は検索先のページを出して「ここに載っています」的な対応が多いのですが、英語の場合はSiriが直で答えてくれる事が多いのです。

 ということで、Siriの言語設定を英語にすることで英語のスピーキングの練習ができるという話でした。

 SDGsのロゴのデザインについて。前から言いたい事がありました。

いっぱい言いたいことがあるのですが、総じて言いたいことは「クオリティーが低いので活動全体のクオリティーもそれに引っ張られて見られる」ということ。例えばお店の中がちょっと薄汚れていることでそのお店の全体が察しがつくみたいなことです。

 どこが良くないか、少しずつ分けて紹介していこうと思いますが、まずはこの色の選び方(上画像)です。17個の色を選ぶとなった時にこんな選び方をします?中には本当に近い色もあります。僕なら絶対にやらない。
 あと、17個というのも嫌なところです。割り切れない。並べる時にも半端になるよね。デザインしづらいのです。