一昨日6月30日、情熱大陸で切手デザイナーが取り上げられていました。MBSの番組サイト。切手デザイナーは日本に7人しかいないそうですが、ちょうど今また何年かぶりにデザイナーを募集していて、そんなのもあってこの番組でも取り上げられているのでしょう。前回の募集の時にもニュースなどで取り上げられていて、覚えています。
 このブログでも切手デザイナーのお一人、星山理佳さんのデザインが好きと何回か書いています。こちらのリンク


 今回の情熱大陸でも星山さんも出ておられ、魚の切手でエンボス加工を使っていました。
 上のひまわりの切手は山田泰子さんのデザイン。水彩でご自分で絵を描いておられました。
 ↓下こちらは楠田祐士さんの制作画面。※Photoshopのパネルの置き方が多分一般的で左にツールパレット。僕も同じなんですが、上の山田さんはツールパレットを右に置いている。人それぞれ、みんなどんな風に使っているのか興味があります。

 切手を取り巻く環境も変わってきて、僕自身、請求書などがメール添付で済むようになってきて郵送のために切手を買うという機会がなくなってしまいました。それに拍車をかけるように郵便料金の値上げ。なかなかこれまでのように身近なものではなくなって来たように思います。紙の本も同じようなものですが、ひしひしと文化が変わっていくのを感じます。

 デザイナー募集のニュース記事には7月5日までとあり、また「月給は26万円〜34万円」となっていました。僕はずっとフリーランスなので相場感が分かりませんが、専門職ということと最近の給料上げる動向も聞くので、安いなと思いました。


 前に描いた線画のスケッチをアニメにしてみました。「二歳くらいの子ってこういう感じで虚空を見つめて麺を食べがち」と気に入っていたスケッチだったのですが、これはアニメにした方が伝わるよなと思っていました。

 これまでアニメを作る時はPhotoshopかFlashを使っていたのですが、今回はOpenToonzというアニメ制作ソフトを使いました。このソフト、スタジオジブリでも使われていたもので、実際の業務用のソフトがフリーでダウンロードでき使うことができるすごいものです。しかもWindows版もMac版もあります。

 業務用だけあって機能が豊富。でも逆にプロ仕様すぎる分、取っ付きづらいのです。なので実は前に一度触って諦めていたのでした。今回、もう一度チャレンジで、少しずつ機能を把握しながら作っていくと、随所で豊富な機能の便利さに気付かされました。


 ずっとシリーズで毎年刊行されている池上彰さんの新書「知らないと恥をかく世界の大問題」。シリーズ通してイラストを描かせていただいています。今年も6月10日に発売になりました。


 今年のイラストで描いたテーマではイスラエル、パレスチナ問題が圧倒的に多くて、ネタニヤフ首相は何回も描きました。※ネタニヤフの似顔絵を描く時に気がついたのですが、ちょっと岡田准一に似てるんだよな・・。
 その次がアメリカ大統領選関係でまたもやトランプを結構描きました。トランプは結構描きやすいのだけど大統領には絶対になるべきではないと思っています。


 前から使っているペンタブレット Wacom Intuos3 PTZ-630 を新しいMac miniで使いたい!と思ったのですが、なにせペンタブが古すぎるのでドライバというものがもう全然対応していなかった。ワコムのサポートページでドライバの更新情報を見ても、とっくにこのペンタブは新しいOSには対象外になっていました。
 ネットで調べてみるとMacOS10.14とか10.15までなら「こうやれば使える」という情報が見つかったのですが、今使っているのはOS13.4。そーか、と諦めかけたとき、英語の質問サイトに書き込みを見つけました。

Mac OS Ventura で Intuos3 を実行するために、民間プログラマーによって行われたドライバーの「修正」をダウンロードしました。

 何か修正版みたいなものを作った人がそれを公開していて、そのドライバだと問題なく動くというのです。しかし、この人は残念ながら「どこでダウンロードしたのか忘れた」と場所を書いていなかった。
 そこでさらに検索をして、その修正版を作った人の置き場所を見つけました。こちら
github:古いwacomペンタブを新しいMacOS10.15〜12で
使うためのドライバーの修正版
Fixed drivers for Wacom Bamboo, Graphire, Intuos 1, 2, 3, and Cintiq 1st gen tablets on macOS Catalina / Big Sur / Monterey

 こちらの対応するドライバーを入れてみたら、Ventura13.4でも使えました。
 当然、公式では無いのでセキュリティとかは自己責任ということで。僕はまぁやってみようと判断しました。


 道端で見かけたこの葉。シソやミントっぽい形だったので、指で擦って匂いを嗅いでみたら、やはりミント系の香りがしました。詳しく表現すると、トマトの茎やヘタの青い香りの中にうっすらと柑橘系の香りも感じる。とてもいい匂いで気に入りました。


 それで、なんという名前か調べようと写真を撮ったのが上の写真で、この写真で検索をすると「ランタナ」と出てきました。またの名を「シチヘンゲ」。ただ、その説明を読んでも決定打がなくて、しばらくの間、イマイチ確信が持てませんでした。

 そうこうしているうちに、別の場所で同じ葉っぱらしいのを発見し、それにはもう花がたくさん咲いていました↓。そしてその花は紛れもなくネットで見ていたランタナの花でした。「そーか、やはりランタナか」。葉っぱの香りもあのいい香りで同じだったので、これで確定、納得したのでした。


 ただ、残念なことにこのランタナ、外来植物で、ものすごく繁殖力があるらしく、迷惑雑草扱いされているようなのです。葉っぱが似ていると書いたシソやミント🌱とは同じシソ科なのですが、ちょうどこの前二ュースで「ミントテロ」と言ってミントが大繁殖して困ると取り上げられていました。これらシソ科は同じようにその繁殖力でちょっと迷惑系植物とされているようなんです。