前回の投稿で書いた、Bluetoothスピーカーもそうだけど、小さい電気製品の給電方式がどんどんUSBになっていく。私はこれに反対。面倒だから。そして、今回このUSB給電に関した「わかりづらい問題」に直面しました。

 件のスピーカーを使い始めて、充電しようと思った時にUSBを繋げても充電できないということが頻繁に起こることに気がついた。なんなんだこれは?壊れているのかな?と思って調べてみると、どうやらUSB給電するときのアンペアに必要条件があって、製品によっては低アンペアだとダメだということです。

 私が持っていたUSB-AC電源タップはiPhoneに付いていたもので、これは1アンペア。しかしスピーカーの説明書を確認したら給電仕様は2アンペアでした。半分の電流ということで、給電できないこともあるということらしい。

 家にもうひとつ2アンペアの給電タップはあるのだけど、そちらは常時使っている。ということで2アンペアの条件を満たすUSB給電タップを買うことにしました。必要最小限のでいいから安いやつと思って探したら無印良品で売っていた(490円税込)。こちらです↓



 USB-Aが2口ついていて、給電能力が2つ合計で12Wというもの。私のスピーカは5V2Aなので10W必要です。つまりスピーカーを充電している時は12のうち10を使っているので、もう片方の口は使えない(残り2wしかないので)という計算。

 しかし、こういうアンペアの細かいことを皆さん知っているのだろうか・・・?


 奥にある大きい(旧)スピーカー。コンピュータ(Mac mini)とBluetoothで繋げて使っていたのですが、この前から「ブッ!」とノイズが頻繁に鳴るようになった。それで新しく手前に写っているのに買い替えました。TOSHIBA製のAUREX FX-10というやつ。

使い勝手など一長一短なんですが、小さくなったけれど十分よく聴こえて、おおむねいい買い物をしたと思っている。ざっくりと比較表を書いてみます。

新しく買った
TOSHIBA AUREX FX-10
前の
CREATIVE D-200
買った値段 5090円 8330円
電源 USB給電内臓電池あり AC-DCアダプター
内蔵マイク あり(ハンズフリー通話できる) なし
出力・音質 5w+5w 人の声が聞き取りやすい
クリアボイスモードあり
9w+9w
ステレオ
使い勝手で
良かった点
充電池内蔵が便利だった。
コードがないので
別の部屋に持って行ける
コンピュータのBluetoothの
ペア先で選ぶだけで電源が入る。
新しいのは電源点かない


 古い方のスピーカーも症状からコンデンサーがダメになっているような気がするので、チャンスがあったらまたハンダを使って交換修理してみようかなと思っています。

〜〜〜 追記:その後不満が 〜〜〜

 通常の使用での致命的な不具合ではないけれど、不満な仕様が発覚。
 充電池の残量が30%?未満で使っていると、数分置きにアラート音が鳴るのだ!これは嫌だ、うざったい。ハンズフリー通話中にも鳴り、通話相手にも聞こえるという。説明書を見てもこういう仕様の説明は何も書いていない。そもそも説明書は紙ペラ1枚の簡素なものだった。よくある仕様だとこういう通知音はOFFにできるやり方があるものだけど、説明書にはそもそもアラート音について何も書いていないので多分その設定もないのだろう。
 結構不満だったのでTOSHIBAのウェブサイトから質問を投稿した。割と早く返信があって、その内容は「そういう仕様なのでご了承ください」というものだった。そっけない。そもそもの仕様自体が使う人の事を考えていないのがわかる。日本の電機メーカーの落ちぶれを感じざるを得ない体験でした。