もんたさんの訃報でダンシング・オールナイトのジャケットをあらためて見ると、あのジャケットのあのポーズ、あれだけでもうもんたさんが思い浮かぶ。そういえば他にもジャケットの写真のポーズで「これはあの人」と強烈に印象付いているのって結構あるように思います。上のイラストで描いた小田和正とかマイケルとか。面白いな。
音楽
知り合いのミュージシャンのCDをデザインさせていただきました。やっとでき上がって現物を送ったいただきました。以前このブログにも「録音スタジオに見学に行った」と書いていましたが、そのアルバムです。タイトルは「Dan Din Dun Din Dan」。
バンド名はUFB。メンバーそれぞれがプロのミュージシャンで、ギター、ベース、ピアノ、サックス、ドラムの5人編成のバンドです。ジャンルとしてはジャズとかフュージョンっぽいのかな。歌はないオリジナルの曲です。
今回のデザインはバンドの方から特にイメージの指定がなかったので、ほぼゼロから自分で考えたイラスト(グラフィック)です。自分でも「これは○○です」という説明はできない「なんじゃこれ?!」というデザインなんですが、ぱっと見で印象に残って、なんだかチャーミングであるという所を狙っています。自分ではまぁまぁ気に入っているのですが・・・。
ウェブの販売サイトも準備しているのですが、ちょっとまだオープンできていません。一応URLを書いておきます。
https://ufb-music.stores.jp/
オープンしたら追記でお知らせします。
上のグラフは僕の「年齢による感心事の変遷」をなんとなく描いてみたものです。白破線の所にあるように音楽が30歳くらいで急激に落ました。あれほど没頭していた音楽なのに、そうなったことがなんだか不思議だったのです。
そんな中ある時「音楽への没頭は若者の特権」で歳をとるとその情熱は失われる!“これは人によるのではなく、一般的に人間というのはそういうものだ”ということを知りました。これについて書いてあった記事(後述)を見て「あぁ!そういうものなのか!」とちょっと衝撃を受けたのでした。
そして、不思議なことに歳を取る毎に人は「花鳥風月」といわれる自然に対して味わいを深くしていく・・・(というのは前にちょっと書きました)。これも不思議とみんな大体そうなる。人というのはそういうものなんでしょう😑
ところで、上のような年齢ごとの関心割合のグラフ。こういう研究調査ってどこかでやっていないのかな?みんなの平均的なものというのも興味あるし、その人その人の個人的なものもあったら見てみたいな。
補足ですが、僕が見た音楽についての調査発表はこちらです。↓

Spotify’s chart of music relevancy versus age.
↑これは音楽サブスクサービスのスポティファイの調査記事で、”中年になるとヒット曲についていかなくなる”ということを表したチャートです。ズバリ「音楽への関心が無くなる」とは言っていないのですが、「25歳にかけて急速に流行曲を追わなくなる」と言っています。
※関係ないけど、このグラフ、なぜタコメーターみたいに円形にしたのだろう?すごくわかりづらいと思う。普通に縦軸にチャート順位、横軸に年齢にすればわかりやすいのに。
先日、さまぁ〜ずのテレビ番組を観ていて面白かったこと。本人が来ないゲスト(事前アンケート形式)で細野晴臣さんの回でした…
という場面があった。確かにこの曲をはじめて聴いた時(高校生くらいの頃だったと思う)からなんか変な感じだなと思っていたけど謎がとけました。メロディーはいいのだけどコード進行がなんか変。これはクロマチック・メディアントというコード進行なんだそうです。YouTubeでまさにこの説明をしている動画がありましたので貼っておきます↓
安田成美 の 風の谷のナウシカ – Dr. Capital
Dr.Capitalさん。とてもわかりやすいし、ギターのアレンジがすごいかっこいい。
ちなみに「クロマチック」という単語。僕にはちょっと苦手意識があって、デザイン関係にも音楽関係にも出てくるのですが、僕は最初にデザインのカンプで使うためのインレタのようなものとして「クロマチック」という名前を知ったのです。後に「色の」的な意味らしいということを知ったのですが、これが音楽用語としては「半音の」という意味なるということです。意味が結びつかなくてこういう語感がなかなか覚えられない。
※そうか、クロマチックの名詞形クロームはモノクローム=単色。コダクローム(コダックのカラーフィルム)とかで前から「色」の意味で使っているんだ。